アマゾンプライムで東野圭吾の祈りの幕が下りる時を見た
(以下、ネタバレ有り)
劇中、どうしても自分の中で引っかかったシーンがあった
親子の強い絆について描いた物語なのだと思うがいくら娘を守る為であっても全く関係のない人を殺すという事は絶対にやってはいけない事だと思った
ある親子からの視点では美談として成り立つ話だと思うが娘の人生の為に殺された同級生の家族の気持ちになると納得がいく筈がない
同じ東野圭吾の作品の容疑者Xの献身でも同じような違和感を感じた事を覚えている
自分も娘を持つ親としてどれだけ可愛いかは分かるが最終的な結末を考えると罪はきちんと償った上でベストな人生を歩んで行くという選択をするべきだと思った